just in case......銀座で打ち合わせがある日には

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 数寄屋橋の交差点に、2016年3月末、ストラスブルゴ銀座店が出来ました。銀座店をベースにするようになって、約1年半が経ちました。毎日のように見る、この交差点の風景、なんともレトロで、整然としているようで、混沌ともしているようで、新しいビルがどんどん建っている中で、古いものと新しいものが同居し、老舗画廊から、小さくて本格的なアートスペースが点々とあり、劇場や、歌舞伎座まである、この銀座という街。

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東京駅からもほど近く、様々な地区から、様々な人が、様々な用事で訪れる街。

だから、歩いている人は、青山のような、ある種統一感はないものの、だからこそ、日本の縮図のような、、、、、、。

新宿や渋谷のような雑多な感じがなく、どこか、優雅さが残るのは、きっと、本物を追求している志の高い人たちがこの街に粋を感じているからではないか、と思うのです。東京駅、皇居へつながる、広く堂々とした車道と、都会の中に、これも堂々と存在する庭園。日比谷公園など、皇居のお堀や、広がる緑が隣接する都市。

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そういえば、わたしが育った札幌にも、大きな交差点があり、大通り4丁目という交差点。この角には、銀座と同じく、三越のライオンがいて、向かいには、4丁目プラザ、札幌パルコがありました。出かけるときは、その街角の交差点に、今日はどんな服で立とうか、なんて考えていたことを思い出します。

例えば、この古い伝統と、新しい文化が共存する銀座の高層ビルのラウンジで、空が青く暗くなりかけた夕方に待ち合わせをするとしたら、少し、キリリとした色合いに、凛とした自信を後押ししてくれるパールのネックレスに、高めのヒールを合わせて。様々な色の光が集まる銀座の夕暮れ、仕事の打ち合わせが終わったら、une coupe de champagneでも。

木枯らしが吹く、12月に、そんな夕暮れも。

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Knit Aliquam / Skirt The Hyaline / Bag Nina Ricci / Shoes Nina Ricch / Gloves Causse / Necklace Stephen Dweck

大切にしたい、その日のためのワードローブを。